114歳になりました

本日、5月14日は当社の創立記念日。おかげさまで114歳になりました。ふだんはこの日を社員、OBと一緒に祝います。1年をふりかえり、社内の重大ニュースを発表したり、永年勤続者の表彰をしたりするのですが、残念ながら今年はできません。そこで、この場を借りて、この1年をふりかえってみたいと思います。

まずは最大の反省点から。中期経営計画Iプロジェクトでスタート早々に躓いてしまいました。ロジスティクスにかかる費用増の見通しが甘く、それもあって改革への着手が遅れてしまいました。担当部署のみなさんが猛チャージをかけてくれたおかげで、状況は改善しつつあることもあわせてお伝えしておきたいと思います。

担当部署の活躍に助けられたのはロジスティクスだけではありません。この1年もいろいろな食材、商品の開発事例がありました。外食の楽しさを支える商品、忙しい日々の食卓を支えるお惣菜、いずれもお客様に強く支持していただけるものがうまれました。とくに近畿大学とタイアップして開発した Global Goals Coffee については、今後の当社のあり方を象徴する商品と自負しており、そのリリースを消費者のみなさまから好意的に受け止めていただけたことをとてもありがたく思っています。

事業展開という点では、まずは東京アライドコーヒーロースターズが連結子会社になったことが重大ニュースとして挙げられます。日本で有数の製造量を誇る同社をともに栄える仲間として向かい入れることができたことをうれしく、そして心強く思っています。製造ラインの強化と環境への配慮のための投資を進めた関西アライドコーヒーロースターズとともに日本のコーヒー産業を東西で支えてもらえると期待しています。
海外事業では、中国、タイの現地法人の成長が挙げられます。現地社員の努力と支持してくださるお客様のおかげで、日本のコーヒー文化、食文化を海外に広める活動がようやく軌道に乗りました。もう1つ、インドでの合弁事業立ち上げも挙げておきたいと思います。この事業では工場稼働にあたって、日本の関係者が総力をあげてサポートをおこない、世界に誇れる日本のものづくりをインドの仲間に実践してもらうことができました。

すべては当社の活動を支援してくださるみなさまのおかげです。ありがとうございます。

ともに栄える仲間をさらに増やせるように。
もっと世界の食の幸せに貢献できるように。
努力を重ねていきます。引き続きよろしくお願いします。