いつも社長ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
10月1日は「コーヒーの日」です。国連の記念日としても位置づけられ、世界中でコーヒーの魅力や、その背景にある生産者の努力に思いを寄せる日でもあります。
当社グループの原点は、1906年にロサンゼルスで創業したことにあります。コーヒーとの出会いをきっかけにその魅力を知り、日本で商売を始めました。以来、フルーツ缶詰、イタリアン食材、農産品、水産品、鶏肉加工品など、取り扱う食品を一つひとつ広げてきました。
現在では、コーヒー製品(巡珈/JUNCA)をロンドンへ輸出するまでに事業が拡大しています。
私自身も長年、コーヒーの営業を担当しました。ブラジルを中心に海外の産地を訪れ、取引先様とともにコーヒーの楽しさを伝え、市場の拡大に努めてきました。そこで学んだのは、コーヒーは単なる飲み物ではなく、産地の自然、生産者の想い、加工や流通に携わる人々の努力、そして飲む人の時間まで含めた一つの価値だということです。
だからこそ私たちは、美味しさ、安全・安心、安定供給、生産者の想いといった商品の価値をお届けするだけでなく、事業活動そのものが地球環境や社会に良い影響をもたらすことを大切にしています。温室効果ガス(GHG)の削減や資源の有効活用、生産者の持続的な成長、地域社会が抱える課題の解決など、商品を選び、手に取っていただくことが、より良い社会づくりにつながる。私たちは、そんな「社会環境にとっても美味しい」商品やサービスを生み出し、お届けしていきたいと考えています。
このたび、当社グループの価値創造の歩みと、これから目指す方向性をまとめた「統合報告書2026」を発行しました。
本年度のテーマは、『「ともに」~120年の軌跡~』です。
これまでの歩みを支えてくださった取引先様、地域社会、株主様、そして社員一人ひとりへの感謝とともに、さまざまなステークホルダーのみなさまと力を合わせ、次の未来を創っていく決意を込めています。
商社としての調達力に研究開発機能、そしてメーカーとしての生産機能を兼ね備えた当社グループにとって、コーヒー事業は大切なコアです。これを起点に、他の食品や農産事業にも価値を横展開し、持続可能な成長につなげていきます。
みなさまから、いつまでも必要とされるグループであるために。これからも一杯のコーヒーに込められた可能性を信じ、みなさまと「ともに」豊かな未来を創造してまいります。
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

