未来を学ぶ「ウッディミナミの森」

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このたび、兵庫県丹波市市島町南にある「ウッディミナミの森」にて森開き行事を行いました。サステナビリティ推進室主管のもと、私も同室のメンバーとともに現地を訪問しました。

ウッディミナミの森ではさまざまな発見がありました。湧き出る泉から続く小川の先の水たまりには、何千ものヒキガエルの卵やオタマジャクシが命を育んでいました。切株にはシカが泥遊びをして体を拭いた跡がしっかりと残っていて、その切株へ続く、動物たちの往来が生み出した草のない道も印象的でした。また密集する木々が太陽の光の当たり方で規則性を持って成長していました。こうして様々な植物や生き物が自然の中で絶妙なバランスを保ちながらその生態系を形成していることを目の当たりにして、自然の偉大さと繊細さに心を打たれました。

こうした自然とふれあう中で、林業についても考えさせられました。林業という営みは、森林生態系を守りながら生産性や木材の品質を高めていくことが求められます。しかし、それは決して容易なことではありません。森の多様性や繊細なバランスを維持しながら、経済的価値と社会的価値をどのように両立するか・・・。現地を訪れることで、その難しさと重みを改めて実感しました。

今回の森開きには、森の所有者である南自治会様、公益財団法人SEF様、持続可能な林業をめざす有限会社ウッズ様、そして当社の役員や監査役を含む約30名が集まり、今後の活動方針や共創の可能性について意見交換を行いました。加えて、「ウッディミナミの森」の取り組みを広く発信するための新たな看板を設置し、林内フィールドワークも実施して、当社含む3者間で新たな契約を結び、活動基盤を強化することができました。(ちなみに、ランチタイムには、大自然の中で、監査役の小島さんが奏でるフルートを聴きながら、前社長の石脇さんのハンドドリップコーヒーを嗜むというなんとも贅沢な時間を過ごしました!)

当社は今後も、ウッディミナミの森を社員研修等の「学びの場」として活用し、同時にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への対応も進めてまいります。地域や協働団体の皆さまと力を合わせ、森の持つ新たな価値を見つけ出し、それを広く社会へ発信していく所存です。

自然と人、企業と地域社会が共に発展できる持続可能な未来に向けて、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

<写真:左 シカが泥を拭いた切株>
<写真:中 水たまり、分かりづらいですが、ヒキガエルの卵とおたまじゃくしがいます>
<写真:右 生い茂った木々を見上げて>