食品を介する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染に関する見解について

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と食品についての関係が話題にのぼりはじめておりますが、食品を介しての新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への感染に関する当社の見解を下記の通り報告させていただきます。

 当社は現在までに厚生労働省並びに世界保健機構(WHO)が示した見解に基づき、製造、流通、調理、販売等の各段階で、食品取扱者の体調管理やこまめな手洗い、アルコール等による手指の消毒、咳エチケット等、通常に食中毒予防のために行っている一般的な衛生管理が実施されていれば食品を介しての感染を心配する必要は無いとの見解でございます。

【厚労省の公開情報 Q&A】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou.html#Q1-1

【国際機関(WHO: World Health Organization)の公開情報 Q&A】 <英語表記>
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する食品安全と栄養についてのQ&A
Q&A: Food Safety and Nutrition related to COVID-19
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/question-and-answers-hub/q-a-detail/food-safety-and-nutrition

上記リンクの日本語訳(抜粋)
◯ 果物や野菜などの生鮮食品の喫食を介して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患する可能性はあるか?
果物や野菜などの食品を介してヒトがCOVID-19に罹患する可能性があることを示すエビデンスは現時点では存在しない。生鮮果物・野菜は健康的な食生活に重要な役割を果たしているため積極的に喫食すべきである。

◯ COVID-19の原因ウイルス(SARS-CoV-2)は食品包装の表面で生存可能か?
コロナウイルスが増殖・生存するためには生きている動物またはヒトを宿主として必要とし、食品包装の表面では増殖できない。食品の包装材を消毒する必要はないが、食品包装の取り扱い後および食品の喫食前には適切に手を洗うべきである。

◯ SARS-CoV-2は動物由来製品などの加熱済み食品の喫食を介して伝播する可能性があるか?
食品を介してヒトがCOVID-19に罹患する可能性があることを示すエビデンスは現時点では存在せず、SARS-CoV-2は食品中に存在するその他の既知のウイルスや細菌と同様の温度で死滅する。食肉・家禽肉・卵などの食品は70°C以上で十分に加熱すること。また、加熱済み食品との交差汚染を避けるため、生の動物由来製品は調理前に慎重に取り扱うべきである。
(訳文終了)

今後も安全・安心な製品の提供を心掛けてまいります。
引き続き弊社商品をご愛顧いただきますよう宜しく御願い申し上げます。