灘さくら支援学校にてコーヒー教室を開催しました

 1015日(水)、灘さくら支援学校にてコーヒー教室を開催しました。今回は、肢体不自由部門の中学部2年生3名が、地域に学ぶトライやる活動の一環として、参加してくださいました。当日はフライパンを使ったコーヒー豆の焙煎から、コーヒー豆を粉にし、抽出するまでの一連の工程を生徒さんと一緒に行いました。
 また、生徒さんがカフェ店員に扮し、抽出したコーヒーを私たちに提供してくれる時間もあり、最後は全員で自分たちが焙煎したコーヒーを味わいました。はじめは緊張していた生徒さんも、コーヒー豆がフライパンの上ではぜる音や香り、豆が粉へと変わっていく様子、そしてコーヒーが出来上がった後の香りに触れるうちに次第に笑顔が増えていきました。コーヒーをおかわりする生徒さんもいて、五感を通じてコーヒーを楽しんでいることが伝わり、私たちも嬉しい気持ちになりました。
 今回の取り組みを通じて、コーヒー焙煎の体験や1杯のコーヒーが、あたたかい空間や笑顔を生み出す力を持っていることを改めて実感しました。
 今後もこのようなコーヒー体験教室などを開催し、より多くの方々に笑顔になっていただける取り組みを進めてまいります。