定時株主総会を終え、創立記念日を迎えました

いつも「社長ブログ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。

本日は石光商事株式会社の創立記念日にあたります。1906年7月1日に米ロサンゼルスで産声をあげてから119年が経過しました。
創業者石光季男氏(S.ISHIMITSUCO.,LTD.S.ISHIMITSUの由来)がアメリカで実績をつくったコーヒービジネスを日本に持ち帰り、その後「コーヒーの石光」と言われるまで事業が成長しました。そのコーヒーを全国の焙煎業者さんに納めるうちに食品も取り扱うようになり、今となっては国内外の多くの食品メーカーさんとコネクションができ、ノウハウを蓄積することができました。これは、この長い歴史の時間がつくりあげた私たちならではのかけがえのない強みです。この強みを最大限に活かすために、取引先様と、ともに考え、ともに働き、ともに栄えていきたいと思います。

この長い歴史のほとんどを知る石光輝男名誉会長(現在102歳)が、120年に向けたメッセージを送ってくれました。それをみなさまにも共有したいと思います。

さて、6月25日は石光商事株式会社の定時株主総会でした。前日までの雨予報はどこにいったのか、時折青空ものぞく心地よい天候になり、恵まれました。

月1日に社長を引き継ぎ、初めて株主総会の議長を務めることに、これまた今まで味わったことがない、大きな緊張感を抱きました。しかし、スタッフの念入りな事前準備とリハーサルのおかげで、何とかやりきることができました。また、ご来場いただきましたみなさまのご協力はもちろんのこと、毎年お越しいただく方、OBの方のお顔を確認した時点で、緊張感もほぐれ、(私の主観ではありますが、)アットホームな空間に変えることができました。

総会では役員選任の議題に加えて、事業報告そして今期から始まった中期経営計画「SHINE 2027」について約40分間お話をしました。

SHINE」とは中期経営計画で大切にしたいコンセプト=Sustainability, Happiness, INnovation, Engagementの頭文字をとったもので、それはまた中期経営計画を進める中で、社名同様に社員や組織が光り輝く状態を表現しています。私たち石光商事グループは2030年には日本において良い食品企業グループだな、と言われる状態を目指していますが、それを達成するための中期経営計画「SHINE202420272030」を設定しました。前の3年間で進めた「SHINE2024」を土台として、「SHINE2027」ではガバナンス・エンゲージメント・ビジネスモデル・投資・株主還元において変革と実践に取り組みます。詳細については決算説明会をご覧ください。

質疑応答の中では、この中期経営計画でPBR1倍以上を目指すことに対しての具体的な対策についてお問合せをいただきました。特に当社においては株価と認知度向上が重要課題と捉え、経済的価値と社会的価値を両立させる取組みを社会に広く開示し、株主様とのコミュニケーション機会も増やしていきたいと考えています。

こうして無事に株主総会を終え、本日の創立記念日を迎えられること、そして未来のお話ができることはひとえにみなさまのご支援の賜物です。

本当にありがとうございます。これからもどうか石光商事グループをよろしくお願いいたします。

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。