鶯の鳴くコーヒー農園で特別な1杯をいただきました

復興のために高校生達がコーヒー栽培に取り組んでいるという話を聞いて、阿蘇を訪れたのは地震の傷もまだ生々しい2018年。その時に彼らが慣れない手つきで一生懸命焙煎し、淹れてくれたコーヒーは私にコーヒーの可能性を教えてくれた忘れがたい1杯となりました。

以来、年に1~2回のペースで現地の後藤コーヒーファームさんを訪問し、阿蘇コーヒーの産業としての成長を見守ってきたのですが、今回、穫れたてのニュークロップを自ら焙煎し、抽出する機会をいただきました。これはそうそうあるものではありません。しかも、BGMに美しい鶯の鳴き声付き!

派手さはありませんが、甘さとコクがしっかりと感じられる口当たり滑らかなコーヒーです。いいコーヒーができました!厳しい環境の中で日々しっかりと愛情を注ぎ続けた努力の賜物です。またまた記憶に残る特別な1杯となりました。ごちそうさまでした。