コーヒーを淹れ続けて20年 少しはホンモノに近付けたか!?

目標とする食品企業の1つ伊那食品工業の井上会長のお話をうかがう機会に恵まれました。たくさんの貴重なお話をいただいたのですが、「20年30年かけて築き上げたものがホンモノ」というお言葉が特に印象に残りました。年輪経営を重ねてきた会社のトップのお言葉は重みが違います。

気が遠くなるような長い歳月ですが、私にも1つだけホンモノになれそうなことがあります。それは一緒に働いてくれる社員への感謝の気持ちを1杯のコーヒーで届けること。入社した年に自分でつくったやきたてコーヒーを挽きたて、淹れたてで社員に飲んでもらうことを始めました。経営を担当するようになった後も継続していて、今年でちょうど20年!はじめは朝、昼、1リットルずつでしたが、今では朝、昼、それぞれ3リットルに増えています。
こんな励みになるお言葉をいただいてしまうと止める訳にはいきませんね。この会社にいる限り続けていこうと思っています。